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2023年12月に作成された記事

2023/12/25

新大卒者、就活の早期化加速

リクルートワークス研究所のデータによると、2024年の求人数は2023年と比べて6.6万人増えて約77万人となっており、
2020年にコロナ禍が始まって以降最も高い数字とのこと。
新卒者の求人倍率をみても高い数値となっています。

・求人倍率推移
2022年卒:1.50倍
2023年卒:1.58倍
2024年卒:1.71倍

また、経済産業省の資料を見ると、25卒からインターンシップの方針が大きく変わり、インターンシップも選考要素を
含めることが正式に認められています。
選考要素を含めるとは、インターンシップも選考の一部になるということで、特に大手企業を目指す学生はインターン
シップにまずエントリーすることが必須になる傾向があります。
片方で企業の人事は学生に選択してもらうために今まで以上のインターンシップメニューを考える必要があります。
会社概要の説明や企業理念の説明のような部分は早々に終え、インターンシップに来る前に学生は理解しているという
前提でスタートし、ファーストインパクトを与える工夫も必要になってきます。
また、職場で触れ合う先輩や管理職者の教育も十分しておく必要があり、接触する既存社員の言動が重要となります。
インターンシップは1day、短期、長期と3種類ありますが、特に長期のインターンシップは採用に直結する可能性が高い
といわれており、現社員との接点も多く、油断なきコミュニケーションが必要になってきます。

インターンシップの重要性が増すことで、人事部門の仕事の質量が増大する可能性が高く、人事人材のニーズが各社
高まると思われます。

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2023/12/18

毎年上昇する新規学卒就職者の離職状況について。

~就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者37.0%、新規大卒就職者32.3%~

厚生労働省は、令和2年3月に卒業した新規学卒就職者の離職状況を取りまとめ公表されました。
就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者が37.0%(前年度と比較して1.1ポイント上昇)、
新規大学卒就職者が32.3%(同0.8ポイント上昇)になったとのこと。
相変わらず大卒の人材は離職者が増え10人中3人以上が退職されていますが、調査は令和5年であり、
コロナ禍最中ということで社会は安定しておらず、20代の転職行動は鈍化していたと私は思って
います。
昨今は自分の価値を確認して見てみようというCMが増加し、転職を促進する動きが加速していま
した。潜在的な転職志向者も凡その相場観が分かり、いよいよ転職行動をとり始めるかもしれません。
果たしてこの構造が企業、働く人にとって良いのか分かりませんが、採用時の年俸などに惑わされず
仕事の本質的なところをしっかり見て職業選択をして欲しいと願います。

私が気になるのは、 新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率です。
99人までの中小企業を見ると、高卒は43.6%、大卒は40.6%。
29人までの中小企業を見ると、高卒はなんと51.3%、大卒は49.6%です。
日本の庶民の生活を支える中小企業の実態は何とも不安定であり、何らかの対策をとらなけらば
少子化対策云々も考えられないように思います。
いえることは、入社時には退職する人材すべての方が期待に胸を膨らませ入社したということです。
教育育成、人事制度に何らかの改善余地があるように思います。


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