アルバイト・パートさんの採用難時代の到来!
数か月前の発表から・・・。
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の調査研究機関『ジョブズリサーチセンター(JBRC)』が、
2022年4月度の「アルバイト・パート募集時平均時給調査」で、三大都市圏の4月度平均時給は、前年同月より17円増加の1,120円(前年
同月比+1.5%)。専門職系(同+3.9%)、フード系(同+3.6%)、事務系(同+3.5%)と発表しました。
コロナによる採用控え期間からの回復が見えるデータとなっています。
三大都市圏の比較を見ると、首都圏の平均時給は 1,166円 (前年同月1,154円、前月1,166円)、東海の平均時給は 1,031円 (前年同月
1,012円、前月1,032円)、関西の平均時給は 1,096円 (前年同月1,069円、前月1,091円)と首都圏が一番高い時給となっています。
政府は大手を中心に世界レベルで低迷する日本企業の給与UPを要求しており、アルバイト・パートもそれに連動して時給が上がってい
くと思われ、大都市部を中心に人材確保のための時給合戦が始まっていくと思われます。
しかし、この動きは単に時給合戦に留まらず、アルバイト・パートの中の扶養内で働きたいという方々に大きく影響します。
具体的に言うと、時給が上がることで月に働く時間が減少するということです。つまり企業は今以上にアルバイト・パートを数多く採用
する必要が出てくるということです。
これ以上時給を高くできない、しかし時給を上げないと人が応募してこないという人事泣かせの構図が生まれてきます。
扶養の範囲内でストレスなく働けるように扶養制度の変更を同時に進める時がきていると思います。
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