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2021年12月に作成された記事

2021/12/24

転職市場が熱い!CX/DX人材ニーズを満たす人材は居るのか。 「やりがい」ある仕事への執着。

『リクルートエージエント』が利用企業に聞いた「21年度上半期の中途採用充足状況」(7月末)では、
実に70.5%の企業が採用計画数を満たせなかったとのこと。特に、インターネット業界、IT通信業界、
コンサルティング業界では、採用計画数が100%以上実現した企業はわずか15%前後とのこと。
この数値イメージは当社の実感値と等しくこれからの数年このような状況が続くと思われます。
特に大手企業のCX/DX関連人材争奪戦は更に激化すると思います。
この現象は高いスキルを要望する企業ニーズと対象となる人財数のアンマッチから来ていると
考えられ、必要なスキルの社内人財育成と大学での供給人数増にかかるところが大きいと感じ
ています。

 

求職者は何を追い求めるのか・・・

私がリクルート勤務時代に経験したバブル期とよく似た現象が今起こっているように思います。
人材難の企業の多くは中途採用で即戦力を採用しようとしており、採用する為に高い給与を提示
しています。求職者にとって一定の満足を得る年俸提示が各社からあった際に次に重要なことは
仕事の「やりがい」なのです。
バブル時に当時のリクルートが調査した転職動機1番は給与でなく「仕事内容でありやりがい」
だったと記憶しています。まさしく類似した今ではないでしょうか。
変容する個人のキャリア観。コロナ禍で働き方やキャリアを見つめ直した求職者は、「やりたい
ことを仕事にできる」を転職先を選ぶ際の最重視項目に据えているといえます。
まさしく求職者は年齢関係なく自分や家族のライフデザインを描き、自らの生き方・働き方を中
長期で考えているのです。

 

企業は仕事の意義(やりがい)と裁量権(やりたい)へ訴求する戦略が必要になっています。

 

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