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2018年9月に作成された記事

2018/09/02

高年齢雇用継続給付について

高年齢雇用継続給付について

様々な不況が原因で雇用環境は大きく悪化します。
代表的なものはバブルの時、リーマンショックの時、そして昨今の日本を襲う大型災害が原因の時など。新卒は勿論、中途採用も活性度は大きく低下します。
さらに追い打ちをかけるのはリストラ。
大手企業であれば早期定年退職金で通常の退職金に何らかの上乗せがありますが、中小企業となるとその余力もなく、退職金さえ支払う体力がなくなる企業も少なくありません。
現在は2030年問題を筆頭に高齢化が進み、国内での働き手の数が激変するのを食い止めるべく様々な支援制度ができている。
しかしながら労働者は勿論、企業の人事でさえ詳細を理解していないことも多いのではないだろうか。
医療で言えば在宅医療制度なども、2030年にむけて大いに国民に対して説明をしていかなければならないと感じますが、その告知は多くされておらず、高齢国への準備が空回りしているようにも見えます。
これら制度は、制度をつくるのが目的になっており、その制度を良好に活用できる国民ができるまでを成果としていない様子もうかがえます。
さて、表題の高年齢雇用継続給付についてですが、この制度が何かをハローワークインターネットサービスのHPに書かれている内容でご説明します。
高年齢雇用継続給付は、「高年齢雇用継続基本給付金」と基本手当を受給し、60歳以後再就職した場合に支払われる「高年齢再就職給付金」とに分かれますが、雇用保険の被保険者であった期間が5年以上ある60歳以上65歳未満の一般被保険者が、原則として60歳以降の賃金が60歳時点に比べて、75%未満に低下した状態で働き続ける場合に支給されます。
また、より分かりやすくまとめているのが厚生労働省の雇用継続給付について書かれたリーフレットです。このリーフレットにある⑴の支給を受けることができる方の図は分かりやすいので是非参照してください。
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000346148.pdf

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