生涯勉強。自分らしい世界を求めて。

本当に自分がしたい勉強とは・・・

私のブログを読まれている方の多くは様々なせざるを得ない勉強を強いられた経験がおありだと思います。しかしながら、自身の年齢が経つにつれ徐々に「自分軸」が形成され、高校、大学、社会人、そして40代、50代になり本当に自分がしたい勉強がしっかりと見え始めるのではないでしょうか。その勉強は優秀な大學に入学する為のものでもなく、優良企業と呼ばれるところに就職する為でもない自分自身が喜びを感じたいための勉強だと思います。その意味で私は社会人を経験し、会社を卒業してからが本当の勉強するときだと思っています。

以前のブログに書きましたが私は海洋科学に非常に興味をもっています。大きくは自然科学になるのでしょうか。それを勉強する好適地はハワイ島ヒロにあるハワイ大学ヒロ校です。入学の規準も現役当時のように必死で勉強することもない様子。そして、何より大自然の山も海も熱帯の森も近隣に存在している。大いに遊びもできるわけです。この年で学者でもないので遊びがないと継続できないことを自覚しているのです。

余談になりますが、少しハワイ大学について書いてみましょう。（決してハワイ大学の広報マンではありません。）

ハワイ大学（University of Hawai'i、略称：UH）はアメリカ合衆国ハワイ州の州立大学システム。同州オアフ島マノア地区に本部がある総合大学、1907年創立。アジア太平洋研究、海洋学などが有名です。ハワイ大学のキャンパスと教育施設は6つのハワイ諸島、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、ハワイ島に所在しています。2000年現在、文理学、経営学、継続教育とコミュニティ・サービス、教育学、工学、保健科学・社会福祉、熱帯農業・人的資源の7学部からなり、ほかに旅行産業経営学、法学、建築学、医学、看護学、公衆衛生学、社会事業学、図書館学などの専門職大学院が付置されています。伝統的にハワイの地理的・文化的背景を生かした学問分野に力が入れられており、なかでも熱帯農業、アジア太平洋研究、海洋研究などが知られています。日本との交流も深く現在の総学生数は凡そ5万人。

では、ターゲットのヒロ校はといえば、ハワイ州ヒロに本部を置くアメリカ合衆国の州立大学。1941年に設置されています。 人種、国際色に富み、近年では全米で6番目に多人種が集まる大学としてランク付けされています。多人種と言うのも素晴らしい経験になります。 全米で唯一、ハワイ語大学院プログラムを設置しています。伝統的に学部課程の教育に重点をおいておりハワイ島の環境的な利点を生かし、海洋科学、地質学、天文学などは実際に本物を見ながらの授業になるため大変人気があります。私としては実地検証などができる環境があるのも大きな魅力です。
あと、本校とは違いヒロ校は小規模なので学生全員が教授との個人的な指導の下に質の高い教育が受けられます。ハワイの中でヒロは物価が比較的安いのも魅力で、また入学に際しても、TOEFL、SATスコアも必要ないとのこと。郊外の静かな住宅街の中に緑に囲まれた美しい約190エーカーのキャンパスが広がります。私も数度ヒロに行き見学しましたがこじんまりした落ち着いたキャンパスでスローな空気が流れています。
そして私的に重要なことがもう一つあります。それは図書館(蔵書数24万）が充実しているところです。大学の規模は小さいが設備はしっかりしているわけです。また海洋関係学部用に大学所有の船があり、学生はこの海上教室での実験や授業をうけることもできるのです。もっとも私は船酔いしますが・・・110エーカーの大学農場もあります。

とまあ、このような内容の大学で海洋学の勉強をしたいなと考えて今を頑張っている訳です。果たして実現するかどうか分りませんが、将来の面白い人生設計を実現する為に今を必死で頑張るのも良いかなと日々考えているのです。私はこれからの生きる目標に年齢を問わず自分の本当に学びたいこと、行ってみたいこと、してみたいことなどの良好な「欲」をもつことが大事だと思っています。これこそが人間の成長欲だと思います。是非、皆さんも健全な「欲」をもって今を生きてみてはいかがでしょうか。大学時代に戻った気分で大学のHPをサーフィンするだけでも素晴らしい気分になれます。

上部写真はハワイ大学ヒロ校オフィシャルHPより

下部写真はハワイ島ローカル湾で自身が早朝撮影